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今日は何の日?
3月17日「国産ナス消費拡大の日」
4月17日が「なすび記念日」に制定されていることから派生して、毎月17日が「国産ナス消費拡大の日」に制定されています。
ナスの消費量が多いのは1位青森、2位京都、3位茨城、となっています。(2023年時点)
ということで今日は「ナス」にまつわる雑学を紹介します♪
ナスとなすびの語源
ナスとなすびにはそれぞれ語源があります。
昔のナスは酸味が強かったため「中身が酸っぱい実」とされました。
それが省略され「なかすみ→なすみ→なすび」となっていきました。
一方、江戸では「なすび」という名前ではなかなか売れなかったため、何かを「成す」縁起の良い食べ物としたところ売り上げが伸びたことで「ナス」という名称になりました。
初夢に出ると縁起が良い理由
初夢で見ると縁起が良いものとして「一富士二鷹三茄子」がありますね。
これは先述した通り何かを「成す」という意味で縁起が良く、さらに徳川家康が好んでナスを食べていたことから「天下人が好きならありがたい食べ物だ」という考えも広まったいったのです。
ナスの栄養素
ナスは栄養がない、と言われたりしますが、これはナスの9割以上が水分だからです。
しかし、実際は食物繊維、カリウム、葉酸、ポリフェノールなどの栄養素を摂ることができます。
ずば抜けて栄養豊富とは言えませんが、「ナスニン」というポリフェノールは動脈硬化、がん、免疫力低下を防ぐ働きがあるとされています。
「秋茄子は嫁に食わすな」の意味
秋茄子は嫁に食わすな、ということわざがありますが、これにはいくつか解釈があります。
1、美味しい秋茄子を嫁に食べさせるにはもったいない。
2、秋茄子は種子がないので嫁に食べさせると子宝に恵まれなくなる。
3、秋茄子は美味しいので食べすぎてしまう。茄子は体を冷やす作用があるので大切な嫁には食べさせない。
全部解釈が違い過ぎて、使い道に困りますね…。
以上、「ナス」にまつわるお話でした♪
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