今日は何の日?
読み上げるだけで朝のスピーチになる「台本代わり」の記事。
今日は何の日?「珊瑚の日」にまつわるお話を紹介します。
挨拶の時はできるだけゆっくり読み上げていくのがポイントですよ♪
さあ、今日もいってみましょう!
3月5日「珊瑚の日」
3月5日の3(さん)5(ご)の語呂合わせと、3月の誕生石が珊瑚であることも由来となっています。
1996年(平成8)に世界自然保護基金(WWF)によってに制定されました。
「珊瑚保全と育成」を目的とした記念日となっています。
ということで今日は「海」にまつわる雑学を紹介します♪
珊瑚は植物ではない
珊瑚は海底から生えているように見えますが、実は植物ではなく動物です。
珊瑚は動物なので、卵から生まれて最初の数日間は海の中で普通に泳いで暮らしています。
住む場所が決まったら海底にくっついて生きていきます。
海中のカルシウムを取り込んで珊瑚の骨となる部分を形成し、やがて自分のクローンを作ることで増殖し、成長していくのです。
水族館の珊瑚は偽物
水族館の水槽に並んでいる珊瑚は、ほとんどが作り物で本物の珊瑚ではありません。
珊瑚は長い年月をかけて成長します。
そして勝手に、海中にある自然の珊瑚を破壊して持ち運ぶは禁止されています。
実際に水族館に運んだとしても、本物の珊瑚は非常に重いため、位置を変更したくなった時は非常に手間なのです。
そのため、水族館の珊瑚はほとんどがとても精巧な作り物なのです。
日本の海底にある”燃える氷”
世界は常にエネルギー問題を抱え続けています。
資源が乏しいと言われている日本ですが、実は日本の海底で「メタンハイドレート」という海底に埋まっている天然資源が発見されています。
メタンハイドレートは他の化石燃料に比べ二酸化炭素排出量が半分でエコな資源です。
世界的に見ても日本は有数の埋蔵地となっており、天然ガスとして使えば少なく見積もっても96年以上にもなる膨大な量なのです。
しかし、メタンハイドレートは固体なので取り出す技術がまだ追いついておらず、採掘コストが20倍ほどになってしまうので、実用化までには至っていないのです。
世界一深い海
世界で最も深い海は、太平洋の北西でありグアムの近くに位置するマリアナ海溝です。
最近の調査では深度10911mと計測され、世界最標高の「エベレスト(8848m)」がすっぽり入ってしまう深さです。
それほど深い海なので環境はかなり過酷です。
マリアナ海溝では、光が一切届かず漆黒の闇。
太陽光が届かないので、水温は凍る一歩手前の1.5度。
水圧は1000気圧もの力がかかります。
これは指の爪位の広さに対して1tの重さがかかるのと同等で、到底普通の生き物は生きられないのです。
以上、「海」にまつわるお話でした♪
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