今日は何の日?
読み上げるだけで朝のスピーチになる「台本代わり」の記事。
今日は何の日?「月光仮面登場の日」にまつわるお話を紹介します。
挨拶の時はできるだけゆっくり読み上げていくのがポイントですよ♪
さあ、今日もいってみましょう!
2月24日「月光仮面登場の日」
1958年(昭和33)2月24日にラジオ東京(現在・TBS)で「月光仮面」のテレビ放送が始まりました。
日本の元祖ヒーロー番組と言える「月光仮面」はその後のヒーロー番組に多大な影響を与えています。
ということで今日は「月光仮面」にまつわるお話を紹介します♪
月光仮面は慈悲に満ちている
月光仮面は「憎むな、殺すな、赦(ゆる)しましょう」という理念を持ち、たとえ悪人でも過剰には傷付けず、人命は決して奪いません。
2丁の拳銃を持っているが、威嚇と牽制にだけ使い、発砲しても悪人の武器を撃ち落とすことにしか使わない、慈悲に満ちたヒーローなのです。
月光仮面は仏教からきている
現作の川内康範の実家は日蓮宗のお寺でした。
月光仮面は、人々の苦難を救済する菩薩から着想を得て、仏教における薬師如来の脇侍(わきじ)である「月光菩薩」から名前を借りて月光仮面と命名されました。
どこまでも慈悲に満ちたヒーローですね。
額にある三日月
月光仮面の額にある三日月は、月の満ち欠けを人の心になぞらえています。
「今は欠けて不完全だとしてもやがて満ちて完全体になることを願う」という意味が込められています。
月光は善人のみでなく、悪人をも照らす、というメッセージが込められているのです。
なんて慈悲深いヒーローなのでしょうか。
驚異的な視聴率
月光仮面は平均視聴率40%で、最高視聴率は67.8%を記録しました。
放送時間には銭湯から子供の姿が消えたと言われるほどでした。
放送開始当初は10分番組でしたが、すぐに終わってしまう、との要望が殺到し30分番組へと拡大されました。
人気絶頂でも打ち切り
月光仮面の子供への影響力は大きく、一部の大人からは俗悪視されました。
月光仮面の真似をして高所から飛び降りて怪我、または死亡する事故が続発し、メディアから有害番組だと批判されてしまいます。
その結果、1959年(昭和34)に打ち切りとなってしまったのです。
伝説のヒーロー番組ですね。
以上、「月光仮面」にまつわるお話でした♪
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