今日は何の日？
読み上げるだけで朝のスピーチになる「台本代わり」の記事。
今日は何の日？「寒天の日」にまつわるお話を紹介します。
挨拶の時はできるだけゆっくり読み上げていくのがポイントですよ♪
さあ、今日もいってみましょう！
2月16日「寒天の日」
2005年(平17)2月16日にNHKテレビ「ためしてガッテン」で寒天が取り上げられ、寒天が大ブームになったことが由来になっています。
また、2月のこの時期に寒天の天然製造が行われることにもちなんで、長野県の組合によって制定されました。
ということで今日は「寒天」にまつわるお話を紹介します♪
寒天は偶然できた
17世紀頃、京都の旅館の主人が料理で残った”ところてん”を外に放置しました。
季節は真冬でした。
放置されたところてんは凍結、自然解凍、乾燥を繰り返した結果、海藻の臭みがなくなり透明なかたまりになりました。
旅館の主人がこれを発見し、寒天が生み出されたのです。
寒天で得られる効果
寒天は海藻の食物繊維を多く含んでおり、カロリーがほとんどありません。
血糖値の上昇を抑える効果があり、腸内環境、便通を改善し、ダイエットにとても適した食材と言えます。
寒天は100グラム中、79グラムが食物繊維で、残りは水分と微量のミネラルなのです。
秋田県特有の寒天文化
秋田県では様々な食材を寒天で固める文化があります。
フルーツ、小豆など甘いものだけでなく、ポテトサラダ、五目煮、酢の物、そうめん、やきそば、食パンなど、多岐に渡り寒天で固めて食べる文化があります。
地元の人に聞いても、なぜ寒天で固めるようになったのかははっきりしないそうです。
プッチンプリンはプリンではない
日本国民には馴染みのあるプッチンプリンですが、実はプリンではありません。
プリンは卵、牛乳、砂糖を蒸して固めたものです。
しかし、プッチンプリンは蒸して固めたのではなく、寒天を入れて固めているため、どちらかと言えばゼリーの部類に入るのです。
つまり、プリン味のゼリーってことですね。
以上、「寒天」にまつわるお話でした♪
コメント