今日は何の日?
12月23日は「東京タワー完成の日」
「東京タワー完成の日」とは…1958年(昭和33年)東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われたことが由来となっています。
当時の建築物で最も高いエッフェル塔(320m)を抜き、世界一の高さ(333m)の建造物となりました。
とういうことで、本日は「東京タワーにまつわる話」をお届けします。
東京タワーの塗装にはあの人が関わっている
東京タワーの塗装作業の一部にはビートたけしさんの父・北野菊次郎さんが携わっていたそうです。
当時ペンキ塗りの職人だった菊次郎さんは「東京タワーのてっぺんを塗ったんだ」と、小学生だったたけしさんに話をしていたそうです。
ちなみに、東京タワーの塗装に使われたペンキの量は3万4千ℓにも及び、一斗缶(18ℓ)に置換えて縦に積み重ねると、東京タワーの2倍の高さになるそうです。
実は白と赤ではない
東京タワーと言えば、白と赤のイメージですが、実は白と「インターナショナルオレンジ」という種類のオレンジ色が使われています。
航空法で、飛行機の操縦士が認識しやすい色の種類が定められており、そのため、赤色ではなくオレンジ色が使われているのです。
実際に近くで見てみると、オレンジっぽい色をしているそうです。
東京タワーには戦車が使われている
東京タワーの工事が始まる頃、日本は鉄不足に悩まされていました。
一方、朝鮮戦争が終戦したばかりだったアメリカ軍は、ボロボロの戦車を大量に抱えていました。
そこに目をつけた日本は、アメリカ軍の戦車を建材として買い取ったのです。
砲撃を受ける戦車に使われている素材は、とても頑丈で良質だったため、東京タワーの建材としては戦車うってつけだった、というわけです。
アメリカ軍から買い取った戦車は主に、東京タワーの展望台より上の部分に使われています。
違う名前になるかもしれなかった
東京タワーの名称は一般公募で決められました。
8万通を超える応募がありましたが、最も多く票を多く集めたのは「昭和塔」という名前でした。
それに対し「東京タワー」の得票数は223票で13位でした。
しかし、選考員の推薦により得票数を無視して「東京タワー」が採用されたのです。
ちなみに……
その他の公募で寄せられた名前は「日本塔」「平和塔」「きりん塔」「アルプス塔」「宇宙塔」「ゴールデンタワー」等々だったそうです。
たしかに東京タワーが一番いいかもしれないですね……。
以上、「東京タワー」にまつわるお話でした♪
コメント