今日は何の日?

別に俺は怪しくねぇし。落とし物はちゃんと届けるし



職務質問にご協力お願いします!
4月25日「拾得物の日」
1980年(昭55)に東京都中央区銀座で、一般人が1億円を拾った事件が発生したことに由来。
銀座3丁目で、風呂敷に包まれた現金1億円を発見し、警察に届けました。
その後、落とし主が現れなかったため、1億円の所有権は拾い主である男性のものとなったのです。



銀座のゴミ置き場に落ちてたらしいぜ



拾った方も大変だったのであります!
1億円を拾った大貫さん
トラック運転手の大貫さんが1億円を拾って、所有権を得た一件は、マスコミに取り上げられ世間で大騒ぎになりました。
しかし、大貫さんに対する中傷脅迫が相次いだため、大貫さんは1億円を受け取りに行く時、防弾チョッキを身につけていきました。
1億円のうち、所得税3400万円を納付し、3700万円でマンションを購入し、残りは貯金したそうです。



寄付をせまる電話もたくさんかかってきたらしいぜ



大貫さんは無駄遣いせず、変わらずに生涯を送ったそうです!
現金を拾ったら何割もらえるか?
拾得者は遺失者に謝礼を請求することができます。
請求を受けた遺失者は「5~20%の範囲で謝礼を渡す」ことが定められており、その範囲で持ち主が割合を決めます。
また、6ヶ月と14日経っても持ち主が現れない場合は、拾得者に権利が渡ります。
ただし、これは拾得物を届けた時に、拾得者が受け取る意思表示をしていた場合のみです。



お…お…俺はもちろん謝礼は…放棄するぜ



うろたえ方が怪しいであります!
落とし物ランキング
落とし物の中で最も多いのは証明書類です。
2位が有価証券類、3位が衣類、履物類、4位が財布類、5位が傘、になります。
ちなみに、令和4年度は財布が約30万点、傘が28万点、拾得物として届いており、現金に関しては約69億円以上が拾得物として届けられています。



69億円!?ちゃ…ちゃんと、持ち主に…届くよう祈ってるぜ



あぶら汗が滲んでいるであります!
日本の治安の良さ
日本では落とし物として届いた現金の約7割が持ち主に届くというデータが出ています。
警視庁遺失物センターによると、落とし物が手元にもどった訪日外国人が「落とし物が戻ってくるなんて奇跡だ」と感謝する事例も多々あるそうです。
以上、「落とし物」にまつわるお話でした♪



またな、俺は帰るぜ



お待ちください!ご同行願います!
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