今日は何の日?

おばあが郵便の話をしましょう



本官がおばあを警護します!
4月20日「 郵政記念日」
昭和9年4月20日に、逓信省(ていしんしょう)から、郵便事業が創設されたことが由来で逓信記念日が定められました。
その後、逓信省が郵政省と電気通信省に分割されたことがきっかけで、「郵政記念日」と改称されました。



郵便マークの〒は逓信省の「テ」からきているのですよ



つまり〒マークは日本独自のマークで海外では通用しないのであります!
郵便の前は飛脚
江戸時代、郵便や電話の役割をしていたのが飛脚です。
幕府は各宿場に飛脚を置き、公用の手紙や荷物をリレーしながら目的地まで届けました。
江戸から京都までの約492㎞、歩くと2週間かかるところを3〜4日で走ったそうです。
ちなみに、飛脚は「ナンバ走り」と言われる独特な走法であったため、長距離を走ることが出来たとも言われています。



飛脚の料金は出発日や運ぶ日数で細かく設定されていたのですよ



飛脚の速達便は現在でいうと140万円というとてつもなく高額な料金だったのであります!
昔、配達員は拳銃を持っていた
郵便制度が始まったばかりの頃、郵便物の中の現金や荷物を標的にした強盗事件が多発しました。
そのため、郵便配達員は自分の命や荷物を守るため拳銃の所持を法律で認められていました。
この法律は明治6年から昭和24年になるまで、護身用拳銃として「郵便保護銃」と呼ばれる銃を所持して、配達員は自分の身を守っていたのです。



郵便配達夫は警察より早く銃の所持を認められていたのですよ



け、警察官よりも早く!?郵便配達夫に敬礼!
切手のデザイナーは全国で8人だけ
現在、日本では年間約50種類の切手が発行されています。
そして、それは切手のデザインを専門としているデザイナーによって作られています。
日本の全ての切手は日本郵便の「切手デザイナー」によって作成されており、そのデザイナーはわずか8人しかいません。
そのため、切手デザイナーになることはかなり難関で、求人もごくたまにしかかからないそうです。



切手デザインのルールは料金額、国名(ローマ字)、日本郵便の文字を必ず入れることなんですよ



切手の大きさ、素材、デザインなど切手に似ていて紛らわしい外観のものを製造、輸入、販売することは禁止であります!
消えてしまう郵便貯金
郵便貯金の預金を払い戻す権利が預金者に永遠にあるわけではありません。
郵政民営化(2007年)までに預けた定期郵便貯金などで、満期を迎えてから20年2ヶ月経っている場合は払い戻す権利が消滅してしまいます。
払い戻しの権利が消滅した郵便貯金は2021年度は457億円にも及んだそうです。
ちなみに、通常郵便A貯金、通常貯蓄貯金は対象外なので、権利が消滅することはありません。
以上、「郵便」にまつわるお話でした♪



おばあも早く帰って郵便貯金の確認をしなければいけません



本官はパトロールして参ります!それではまた!
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