今日は何の日?

今日はワタクシがパンのお話しをするざます



本官も同行します!
4月12日「パンの記念日」
1842年(天保13)4月12日に江川太郎左衛門が軍用携帯食料として乾パンを作ったことが由来となっています。
これが日本で初めて焼かれたパンと言われていることから毎月12日についても「パンの日」としています。



パン食の普及や販売促進を行うパン食普及協議会が制定したざます



全国のパン屋さんのサービス向上を目的とした記念日であります!
日本のパンの初まりは軍用
日本で初めてパンが作られたのは、軍用食でした。
それまでの軍用食は握り飯、五平餅、きりたんぽ、などの米類が主流でした。
明治期に欧米のビスケットを改良した乾パンが作られると、西南戦争や日清戦争などで軍用食として用いられるようになりました。
最初の「軍隊堅麺麹(ぐんたいかたぱん)」と呼ばれるパンは日本で最も堅いパンで、歯では割れないのでカナヅチで割って食べるほどの硬さでした。
ちなみに、このパンは現在も製造されており、購入することができるそうです。



厚さ8mm程度でビスケットみたいだけど、本当に手じゃ割れないざます



本官の警棒であれば一発であります!
クロワッサンは戦勝祈願
最初に作られたクロワッサンは三日月形のものでした。
17世紀に、現在のオーストラリアであるハンガリー帝国は、敵国のトルコのシンボルだった三日月を模したクロワッサンを作りました。
そして、それを食べることで、相手国を食べてやる、という戦勝祈願の意味で三日月形のクロワッサンが作られたのでした。



クロワッサンという名前自体もフランス語で「三日月」という意味ざます



イタリア語では「コルネット」、ドイツ語では「ギッフェル」であります!
パンは消しゴム代わりだった
鉛筆の原型ができたのは1565年頃ですが、1770年頃までは消しゴムがありませんでした。
そのため、文字を消すための消し具としてパンが使用されていたのです。
これは何も加工をされていない食パンで「消しパン」と呼ばれていました。
食パンの白くて柔らかい部分だけを丸めてこすって、文字を消していたのだそうです。



1770年にイギリスの科学者が天然ゴムで鉛筆の字を消せることを発見したのが消しゴムの起源ざます



現在のような塩化ビニールを使ったプラスチック消しゴムが誕生したのは1950年代になってからであります!
食パンの耳の呼び方
食パンの耳をなぜ”耳”と呼ぶのかというと、単純に、食パンの断面を正面から見た時に、パンの耳は人間の耳と同じように端に位置しているから、です。
ちなみに、アメリカでは食パンの耳のことを「the heel of the bread」と呼んでおり、日本語に訳すと「パンのかかと」という意味になるのです。
以上、「パン」にまつわるお話でした♪



みなさん、また会いましょうね



敬礼!
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