3月4日「みたらし団子の日」朝の会、挨拶で使える雑学ネタ

目次

今日は何の日?

読み上げるだけで朝のスピーチになる「台本代わり」の記事。
今日は何の日?「みたらし団子の日」にまつわるお話を紹介します。
挨拶の時はできるだけゆっくり読み上げていくのがポイントですよ♪
さあ、今日もいってみましょう!

3月4日「みたらし団子の日」

毎月4日は「みたらし団子の日」となっています。
「み(3)たらし(4)だんご(5)」という語呂合わせが由来となっており、毎月3日と5日も「みたらし団子の日」です。
山崎製パン(株)により制定されました。
「みたらし団子を手軽なおやつとしてもっと食べてもらうこと」を目的とした記念日となっています。

ということで今日は「和菓子」にまつわるお話を紹介します♪

みたらし団子の発祥

みたらし団子を漢字で書くと「御手洗団子」となります。
これはトイレの御手洗ではなく、京都の下鴨神社で行われる「御手洗祭(みたらしまつり)」が由来です。
「御手洗(みたらし)」とは神社にある参拝者が手や口を浄める場所です。
下鴨神社の境内に流れる「御手洗川」に足をつけると無病息災が叶う、と言われています。

桜餅は「勿体ない精神」から出来た

桜餅の起源を遡ると、江戸幕府8代将軍の徳川吉宗が隅田川に「桜の植林」を命じたことから始まります。
この桜の植林がきっかけで、江戸町民のあいだで花見が大流行しました。
長命寺で働いていた山本新六という男が、この桜の木から散った大量の葉を掃除していた時、桜の葉を再利用して餅を包むことを思いついたのです。
この元祖桜餅は寺の名をとって「長命寺餅」と呼ばれ、江戸町民のあいだでとても好まれたのだそうです。

お花見団子の3色の意味

お花見団子は季節を表現しており、ピンクが春、緑が夏、白が冬、を意味しています。
秋だけないのは「秋ない=(飽きない)(商い)」で、いくら食べても飽きない、商売繁盛、の二つの意味が込められています。
元々、お花見は貴族たちが和歌を詠んだり、舞を楽しむような行事でした。
現代のような食べ物やお酒を持ち込んでの宴会行事にしたのは、豊臣秀吉でした。
その豊臣秀吉が主催したお花見で振る舞うために作らせた茶菓子が「お花見団子」でした。
つまり、お花見団子の生みの親は豊臣秀吉だったのです。

せんべいが丸い理由

せんべいと言えば埼玉県の草加せんべいが有名です。
そもそも、せんべいが丸いのは、一人のお婆さんの存在が始まりでした。
日光街道の奥州街道の宿場街であった草加宿では稲作が盛んでした。
その米を使った団子が売り出されており、そのなかで「おせん」というお婆さんが作った団子は評判でした。
しかし、売れ残った団子は捨てるしかありませんでした。
それを、おせんは「焼けば長持ちする」と思いつき、団子を薄く潰してから焼いて味付けしたのが、現在の丸いせんべいとなったのです。
そして「おせん」婆さんが作ったので「せんべい」と呼ばれるようになったのです。

以上、「和菓子」にまつわるお話でした♪

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