今日は何の日?
読み上げるだけで朝のスピーチになる「台本代わり」の記事。
今日は何の日?「パンダ発見の日」にまつわるお話を紹介します。
挨拶の時はできるだけゆっくり読み上げていくのがポイントですよ♪
さあ、今日もいってみましょう!
3月11日「パンダ発見の日」
1869年3月11日にフランス人神父がパンダの存在を知ったことで、西洋でパンダという生き物が認知されました。
伝道中だった神父が中国に立ち寄った時、パンダの毛皮を見せられ、後に神父が、パンダのレプリカ標本をパリへ送り、研究者によって正式な学名が付けられたのです。
ということで今日は「パンダ」にまつわる雑学を紹介します♪
実は竹(笹)は苦手
パンダの好物と言えば「笹」というイメージがあります。
しかし実はパンダは苦痛を伴いながら笹を食べています。
パンダは他の草食動物に比べると消化器官の短い動物で、元々、笹を食べるのに向いていない体の構造です。
そのため、月に1回ほど、こぶし大の物体を吐き出します。
これは、消化されなかった竹によって腸が傷つき剥がれた粘膜の塊です。
吐き出す際、かなりの痛みを感じるので、吐いた後はぐったりとして元気がなくなってしまうそうです。
パンダの食費
パンダはの食事は、生の笹を毎日用意しなければならないので、かなり高額になります。
パンダは1日に20〜30キログラムの笹を食べます。
それに加え、リンゴ、人参、牛乳も飲みます。
1日体重の4分の1〜5分の1くらいの餌を摂取します。
金額にすると1日に25000円くらい。
1ヶ月で約75万円にもなるのです。
笹の味に好みがあり、美味しい笹を食べる時は目をつぶって味わって食べるそうです。
日本にいるパンダは中国のもの
日本にいるパンダの所有権はすべて中国が保有しています。
日本で飼育され、日本で生まれたパンダの子供でも中国が所有権を持っています。
日本は中国からパンダをレンタルしていることになり、毎年中国に高額なレンタル料を支払っているのです。
オスとメスのペアでレンタル料は年間約1億8000万円となっています。
この中国に支払われたレンタル料はパンダの保護活動にあてられています。
そして現在ではパンダの保護活動の甲斐あって「絶滅危惧種」から解除されているのです。
元々パンダは違う動物を指す名前だった
実は、パンダの前に「パンダ」と名付けられていた動物がいました。
それは現在の「レッサーパンダ」です。
元々、レッサーパンダはパンダより先に発見されており「パンダ」と呼ばれていました。
その後、パンダが発見され「レッサーパンダ」と生態がよく似ていたことから「大きいパンダ」という意味で「ジャイアントパンダ」と名付けられました。
しかし、ジャイアントパンダが有名になると「パンダ」と言えばジャイアントパンダのことを指すようになってしまい、「小さい」という意味の「レッサー」を付けて「レッサーパンダ」と呼ぶようになったのです。
以上、「パンダ」にまつわるお話でした♪
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