今日は何の日?
12月24日は「クリスマス•イブ」
「クリスマス•イブ」とは…日本では一般的に、イエス・キリストの降誕祭が行われる12月25日のクリスマス前日がイブとして認識されています。
ですが、実際はイブはイブニング(夜)という意味で、24日の日没〜25日の深夜0時の間だけをクリスマス・イブと呼ぶのが正式なのです。
とういうことで、本日は「クリスマスにまつわるお話」をします。
サンタクロースのモデル
サンタクロースのモデルは4世紀頃にトルコで司教をしていた聖ニコラウスだとされています。
聖ニコラウスがマントと頭巾をかぶり変装をして、とある貧しい家庭に、窓から金貨を投げて寄付をしました。
それが偶然、靴下の中に入った、という逸話がサンタクロースの起源になっているそうです。
クリスマスプレゼントを靴下に入れてもらうのもここからきているんですね。
トナカイがソリを引く理由
サンタクロースの発祥である北欧には、サーミ人という先住民族がいます。
サーミ人は雪に閉ざされた場所で生活をし、実際にトナカイにソリを引かせて長距離の移動をしているのです。
そこから、雪の地での長距離移動=トナカイにソリを引かせるというサンタのイメージにつながったのです。
夏のクリスマス
ほとんどの国で「サンクロースのソリはトナカイが引く」となっていますが、南半球のオーストラリアのクリスマスではトナカイは登場しません。
オーストラリアのクリスマスは夏の行事なので、サンタは夏服や水着姿で、サーフボードで波に乗ってくるものだと考えられているそうです。
とっても陽気なイメージなんですね。
ケンタッキーを食べるのは日本だけ
クリスマスのチキンを食べるという風習がありますが日本ではケンタッキーもよく食べられています。
しかし、欧米諸国からすると、キリスト生誕の大切なお祝いの日にファーストフードを食べるなんてどうかしてるよ、という感覚のようです。
欧米のようにローストチキンを一羽丸ごと焼けるオーブンが日本にはないことに目をつけたケンタッキーが大々的に宣伝したことが、「クリスマス=ケンタッキー」と定着した要因のようです。
ちなみに……
世界各国では様々なクリスマスの習慣があります。
メキシコ:子供たちが棒でくす玉を割る
ウクライナ:ツリーに蜘蛛を飾る
スウェーデン:コーヒーを飲んでお祝いする
アイルランド:サンタクロース用にビールを用意しておく
エストニア:家族でサウナに入って一年を振り返る
ニュージーランド:ビーチでバーベキューをする
アイスランド:良い子にはプレゼント、悪い子には腐ったジャガイモをあげる
腐ったジャガイモを用意するのも大変そうですね……
以上、「クリスマス」にまつわるお話でした♪
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